「赤毛のアン」のそばかす

女の子

「赤毛のアン」はソバカスで有名ですよね。
先日子どもに読み聞かせたばかりですが、調べてみると作者モンゴメリはスコットランドからカナダ東海岸のプリンスエドワード島に移住したケルト人です。

ソバカスは日本語では雀卵斑(じゃくらんはん)と書きます。スズメの卵の表面にある点状の茶色の模様と似ていますよね。大きさは数mmまでで、普通は鼻や頬にパラパラといくつもできますが、人によっては顔全体に見られることも。小さなシミとの違いは学童期から出来始める点だけです。

ソバカスは色白で乾燥気味の肌質の人に多くできます。アメリカの教科書には青い眼で赤毛のケルト人に多いと書いてありますよ。

大切なことは、ソバカスが出来ている子は必ず日焼け止めを毎日使うことです。
ソバカスを濃くしないためと、色白な人は将来皮膚がんが出来やすい肌なので、それの予防をするためです。

ソバカスはレーザーでしか減らせません。美白剤などは効果がないですからご注意下さい。

白崎医院へ戻る ブログTOPへ