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乾癬(かんせん)ってどんな病気?

女の子

モデルの道端アンジェリカさんが「乾癬(かんせん)」であることを告白し話題になりましたが、いったいどんな病気なのでしょう。

まず、乾癬(かんせん)は感染症、すなわち他人にうつす病気ではありません。読み方が同じなため誤解されることが多く、学会でも病名変更が議論されていますが、乾癬に変わる良い病名がないため現状のままなんです。

乾くという漢字があてられているのは、湿疹はひどくなるとジュクジュクと湿ってくるのに対し、乾癬は常にカサカサと乾いているからです。
この乾いた大きなフケを付けた赤い発疹が体中に出る病気が乾癬です。

乾癬は少し良くなっても、また新しい発疹が出てくる慢性に経過する病気ですが、乾癬ほど、この10年で新しい薬が開発された皮膚病はありません。
特に抗体製剤といって、原因物質をピンポイントで抑える薬を注射することで、これまでの治療で治らなかった乾癬をキレイにすることが可能になりました。アンジェリカさんもこの薬を使っているのだと思います。

抗体製剤が抑えているのは皮ふの免疫に関係する物質。

このことからも、本来ならば体を守るために備わっている皮ふの免疫機能が異常をきたし、外的な刺激(すれる刺激やケガなど)や内的な因子(糖尿病、肥満、タバコなど)が加わることで、乾癬が発症すると考えられています。

アンジェリカさんの告白で励みになった方も多いと思いますが、乾癬には患者さん同士で話しをしたり、薬のことを勉強したりする患者会があります。北陸にも北陸乾癬友の会があり、世話人の1人として私も毎年勉強会に参加しています。

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