垢(あか)すりはやめましょう!
垢(あか)すりでこすると見えてくる垢。この正体は死んでしまった皮膚の細胞の集まりで、角層と呼ばれています。
角層は常に新陳代謝が行われています。下から新しい細胞が供給され、一番上がはがれ落ちることで生まれ変わっているんです。
健康な肌では 毎日少しずつはがれ落ちるでの、その様子が目で見えません。
垢すりで無理やり正常な角層を引っぱがしたり、皮膚に病気があれば見えるようになります。
乾燥肌やアトピーでは皮膚の上に白くカサカサしたものがみられますし、頭から落ちてくるフケもそうです。
角層は死んでしまった細胞の集まりですが、大切な働きを2つ持っています。
1つは水分を含みうるおいを保つ効果、もう1つは細菌やウイルスなどが体の中に入らないようにするバリアーの働きです。
大事な働きですよね。
垢すりは気持ちいいけど、やらない方がいい理由がわかりましたか?
こすった後にいくら美容液をつけても、それを保つための角質がなければ流れ落ちるだけです。
シャンプーの時にごしごし頭皮をこするのも気をつけて下さいね。