寝ない子は太る
3才時の睡眠時間が9時間未満だった子どもは、11時間以上の子どもと比べて将来肥満になりやすい!
こんな研究結果を富山大学の小児科の先生が報告されています。ある年に富山県で3才時健診を受けた1万人の子どもを中学1年生まで10年間追跡し、3才の時の社会環境や生活環境が将来の肥満にどれくらい関係しているか調べています。
睡眠不足が肥満につながる理由は、1)血糖値を調節するインスリンの働きを悪くして高血糖やメタボを誘導し、2)食欲をコントロールするホルモン(レプチンとグレリン)の量を変化させ過食を招きやすくし、さらに睡眠不足の人は、3)運動不足、過剰なメディア接触、夜食の摂取など悪い習慣を持つことが多いからだそうです。
子どもの肥満に影響を与える他の要因に、1)両親が肥満、2)朝食を時々食べない、3)運動不足、をあげています。気をつけたいところですね。
皆さんのお子さんはちゃんと寝てますか?
うちの娘はちょうど3才ですが私が寝てからもまだ起きてて、いささか心配になります。
もちろん子どもだけではなく、当然大人にも当てはまりますよ。来週水曜日に「睡眠時間と肥満の関係」がエステティシャンから配信される予定で、よく眠るためのアドバイスも書かれています。こちらもご覧下さいね。