「くすみ」はなぜ起こる?

女の子

「透明感がない」「顔が疲れて見える」など、肌がくすんで濁ったように見えるお悩みの原因のひとつは全身の血流が悪くなるためです。肌の色が悪くなるのは血液の流れが悪くなり老廃物を排泄する力が落ちるのと肌に必要な栄養と酸素が行き渡りにくくなるためです。
結果、肌の色・ツヤが悪くなってしまいます。

くすみの原因は血行が悪くなることだけではありません。
ターンオーバーの乱れにより古い角質が落ちきれてないことや、日焼けして肌の色が黒くなった時に肌はくすんだ印象になります。

くすみ解消のためにおすすめのお手入れ方法をご紹介します。

「マッサージ」
血行を良くして肌の新陳代謝を上げるマッサージはくすみ対策にもおすすめです。
マッサージをする時は指が充分に滑るようにマッサージクリーム等をつけましょう。強く擦って摩擦が生じるとお肌にとって負担になってしまうので手の重みだけで優しくマッサージするつもりで行いましょう。
血行がよくなることと、マッサージクリームによる保湿も同時にできるので肌色が明るくなるうえにしっとりとした肌に近づけます。

「アイピローやホットタオル」
マッサージをする時間がない時などに手軽にできるのがホットタオルで温める方法です。
首の後ろや耳の下のリンパが多く流れる箇所を温めて血流を促します。
(濡らしたタオルをレンジで1分ほどチンすると簡単にホットタオルが作れます)
また、目元のくすみやクマが気になる方にはアイピローで目元を温めるのもオススメです。
目元を温めるのは濡れたホットタオルではなく、中に小豆が入った肌当りの優しいコットン素材のアイピローを温めて使うのがおすすめです。
目元の皮膚はとても薄くデリケートなのでホットタオルで蒸れた状態をつくるとふやけた角層から水分が逃げて乾燥させてしまうことになるので要注意です。

ホットタオルもアイピローも短時間でできる血流促進ですのでくすみが気になる朝でもさっとできるお手入れ方法ですね。

「紫外線ケア」
強い陽射しを浴びていなくても日焼けをしてしまうことはあります。
日焼け止めをしっかりつけてうっかり焼けを防ぎましょう。冬の間に白くなった肌には紫外線の量が増えてくる3月頃から特に要注意です。

「摩擦に注意!」
毎日のスキンケアやメイクの時に知らず知らずのうちに力が入って摩擦をおこしていることがあります。
クレンジングや洗顔の時にお顔の肉が動くくらいグイグイしていませんか?
メイクのブラシやスポンジでゴシゴシこすっていませんか?
肌に摩擦が生じるとメラニンが作られてくすみやシミの原因になることもあります。
スキンケアやメイクの時も摩擦を起こさないように心がけましょう。

ちょっと気をつけるだけでくすみは改善できますよ。
ぜひ試してみてください。

白崎医院へ戻る ブログTOPへ