赤色のニキビ跡を防ぐために

女の子

赤色のニキビ跡も “ニキビが新しく出なければ”、半年程で消えていきます。
そうすると、赤いニキビが出たらすぐに薬を使って治すこと、さらには薬を継続してニキビを出なくすることが大切になりますよね。

「赤ニキビ」は炎症があるために赤くみえます。この炎症は白血球が毛穴に集まることで生じます。毛穴につまっている”古い角質”や”ニキビ菌”は皮ふの外側にあり白血球は攻撃してきませんが、毛穴の壁が”触る刺激”などで壊れると角質や菌が体の中に入り白血球の攻撃の対象となってしまいます。

一方「赤色のニキビ跡」が赤く見えるのは血管が広がっているためです。炎症が治まると広がっていた血管は元の細い血管に戻りますが、炎症がひどかった時や長く続いた時は太い血管のまま残ることがあります。

「でもどうしても早く赤みを減らしたい!」という時は光治療を試してみましょう。今の所、血管を元の太さに戻すのは難しいので、レーザーや光治療器(クリアタッチS)を使って太い血管を減らす方法を行っています。クリアタッチSはIPL (Intense Plused Light)という光が出る治療器で、複数回の治療が必要ですが、保険診療で行えて1回150円です。

もちろん、夜更かしをしない、バランスの取れた食事、適度な運動もニキビを出さなくするには大切ですから、気をつけて下さいね。

白崎医院へ戻る ブログTOPへ