「糖質」と上手につきあって老化を予防しよう!
年末年始の食べ過ぎ・飲み過ぎで身体が重い方はそろそろダイエットを考える頃かもしれませんね。
「糖質オフ」という言葉を聞かれたことはありませんか?
ビールのCMなどでよく耳にするかもしれません。糖質は取り過ぎると太ることだけではなく、お肌の老化にも関係しています。
糖質とは、三大栄養素のひとつでもあり身体のエネルギー源として大切な栄養素のひとつです。ごはんやパン、麺類や芋類も多く糖質を含みます。大切な栄養素ですが摂り過ぎもいけません。
前回の記事では細胞がサビる「酸化」の話をご紹介しましたが、今回の糖質の話しではタンパク質と余分な糖が体温により変性を起こすことから「身体がこげる」と言われています。
糖質の摂り過ぎで「糖化」という反応が肌を老化させます。肌だけでなく、髪や骨など全身の老化を進め、体調不良や様々な病気の原因にもなってしまいます。
糖化が肌に及ぼす影響はタンパク質と余った糖が結びつくことで肌のコラーゲンを硬く変質させてシワやたるみの原因になります。糖化はコラーゲンを硬くするばかりでなく、肌の新陳代謝が悪くなりシミができやすくなり、くすみや黒ずみの原因になり透明感が損なわれてしまいます。
老化を進行させる糖化を予防するために
主食を糖質の多い食事(白米・小麦など)を控え、食物繊維の多い穀類(玄米・大麦など)に変えたり、甘いお菓子やジュースの摂り過ぎに注意しましょう。
また、運動不足ですと体内に糖質が残りやすくなります。
睡眠不足・ストレス・アルコール・喫煙も糖化を促進させてしまう要因になるので注意しましょう。
規則正しい生活、バランスの良い食事、適度な運動が美容と健康のベースになりますね。