紫外線アレルギー 「多形日光疹」

女の子

7月号のTaktの記事みてもらえましたか?
紫外線アレルギーの中で最も多くみられ、10〜30代の女性に多い「多形日光疹」について解説しています。
このLINEでも今年の3/19に配信してますね。

まだ日焼けしていない白い肌に紫外線が当たると症状が出現し、小麦色に日焼けすると症状が出なくなるのが特徴です。
症状はスポット状に赤くなったり、赤みに加え小さいブツブツが混在したりすることが多く、必ず露出部にみられます。

露出部とは体の中でも紫外線に当たりやすい場所のこと。
例えばうで。手の甲から肘頭(ちゅうとうと呼び、肘テツを食らわす時に相手に当たる場所)は日光に当たりやすいですが、反対に手にひらから肘の内側は余り当たりません。
同じように首もVネックのセーターの空いている所は日に当たりますが、あご下は当たりません。
この時期自分の腕をみると、どこが当たりやすいかわかりますね。
これを知っていると日焼け止めクリームを節約してぬれますよ。

「多形日光疹」は軽い場合は数日で消えてしまいますが、続く場合はステロイド軟膏による治療が必要です。
ひどい人はそれでも治らないため、わざと人工的に紫外線を当てる方法を行います。過剰になっている皮膚の免疫を抑え、かつ少し日に焼けることで発疹を出来にくくするのです。

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