イボの予防はスキンケアで

女の子

イボは大別すると2種類。①ウイルス性と、②加齢によるもの、があります。

ウイルス性は子供に多く、手足の小さな傷からウイルスが皮ふ内部に侵入し、皮膚を増殖させることで隆起します。皮ふが正常な状態ならまず感染しませんが、爪の甘皮を引っ張る癖やアトピーなどの乾燥肌があると感染しやすくなります。

このウイスル性イボの予防には保湿が大切です。
もちろん皮ふを傷つける癖は直さないといけませんが、乾燥肌も皮ふのバリアー機能が低下しウイルスが侵入しやすい肌なので、保湿剤で潤いを補給する必要があります。

大人に多いイボは非ウイルス性。首まわり、まぶた、頬、わきなどに出来る小さな隆起で、主に紫外線による皮ふの老化が原因です。今後増やさないためにも、日焼け止で予防して下さい。

ただ、首まわりのイボは20代後半から出る人もいるので、紫外線以外に洋服やネックレスによるこすれる刺激で出てくることもあるようです。

いずれのイボも液体窒素で除去可能です。放置すると増えるので、ウイルス性は早めに、加齢によるイボは気になれば来院下さい。

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