市販薬で「にきびループ」が治らない理由
子どもに「にきび」ができたらどうします?
793人の 小学6年生〜大学生に聞いたところ、「薬局で薬を買う」が36%と最も多く、次いで「肌の手入れをする」が35%、「病院で治療を受ける」は11%と7番目の対処法に過ぎませんでした。「にきび」は病気ではなく自分で対処するものと考えている方が多いようですね。
でも、市販薬やスキンケアは今ある「赤にきび」を減らせますが、「にきびループ」までは治せません。
「にきび」が治ったり、またできたり、を繰り返す「にきびループ 」、これは「赤にきび」の周りに、赤くなる前のにきびが隠れていて、それが次第に目に見えるようになるためです。この「にきびループ 」を断ち切るにはディフェリンという毛穴の詰まりを除去する医療用のぬり薬を使う必要があります。
診察をしてて残念なのは、にきび跡が出来てから来院される方がまだいること。市販薬を使って様子をみているうちに跡が目立つ様になってきた人がほとんどです。
早く対応すれば、早くきれいに治りやすいことを覚えていて下さい。