水虫ってかゆくないの?
夏になると増える水虫。かゆ〜いイメージですが、実はその7割はかゆくありません。
先日も足の裏のタコで受診された女性に「水虫もありますよ」とお話ししたら、「かゆくなかったのでこれが水虫だと思わなかった」とびっくりした様子。この時期に足の裏やゆびの間のかわがむけたり、小さな水ぶくれができた場合は要注意。水虫だと知らないうちに、バスマットなどを介して子供にうつしてしまいます。
逆に「足がかゆいから水虫の薬を下さい」とおっしゃる人の足をみると、水虫ではなく、汗による湿疹ということも。
かゆみや症状で判断しないで、足のかわを少し取って、その中に水虫菌が本当にいるか顕微鏡で調べた方がいいですね。
子供が水虫にならないように、この夏以下のことを守るようにして下さい!
1)外出先で靴を脱ぐ可能性がある時は靴下をはいていく
2)はだしでクロックスのようなイボイボ付きサンダルを履かない(小さな傷が足裏にできて水虫菌が皮ふの中に入りやすくなります)
3)家族に水虫の人がいたら早めに治療してもらいましょう