茶色い「ニキビ跡」を防ぐために
「子どもの茶色いニキビ跡が気になって・・・何とかなりませんか?」と、お母さんから質問されることがあります。
「ごめんなさい! すぐに治せないんです。でも、半年〜1年ぐらいで薄くなりますよ」
そうなんです。一度出来てしまった茶色い跡はレーザーやぬり薬では消せません。待つしかないんです。
しかも条件があります。「新しいニキビを作らない」ことです。
新しいニキビをゼロにするには、生活習慣の改善や市販の石けんやぬり薬だけでは不十分で、医療用のディフェリン、ベピオ、デュアック、AZAクリアのどれかを、”ニキビが出なくなっても続ける” 必要があります。
運悪くニキビが出来てしまったら、なるべく早く治すことです。
赤いニキビが長く続くほど茶色い跡になりやすいからです。
早く治すために短期間、抗生物質の飲み薬を使うのも1つですね。
「ニキビをつぶす」ことは悪くありませんし、医院でもよく出していますが、中途半端に自分でやると中にウミやツマリが残り炎症が悪化するので注意が必要です。
同じように炎症を悪化させる、赤いニキビを触ったり、紫外線に当てたりすることは避けましょう。
特に、「日焼けをすると赤くならず、すぐ黒くなる肌タイプの人」は赤くなる人より色が残りやすいので気をつけて下さいね。