Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!

カネボウの美白化粧品で色が白く抜けた理由

女の子

シミやクスミは色素細胞が作り出すメラニンの増加が原因。
美白化粧品にはこのメラニン合成を抑える物質が通常含まれていて、カネボウが開発した美白化粧品には「ロドネロール」という物質が含まれていました。

この「ロドネロール」で色が抜けたのは簡単にいえば、効果が強すぎたからです。
メラニン合成を抑える程度なら良い美白剤だったと思いますが、「ロドネロール」はメラニンを作る色素細胞まで破壊したために、メラニンがなくなり白斑に。

この美白化粧品使用者の2%にあたる19,000人に被害が出ています。
逆に、使用者全員に白斑が出たわけではないため、別の原因、例えば遺伝的な体質も関係しているのだと思います。

このような色素細胞が壊されやすい体質をもっていると、「尋常性(じんじょうせい)白斑」という病気になる可能性があります。
ある日突然皮ふの色が抜ける原因不明の病気で、その半数が20才までに発症します。
当院ではぬり薬、紫外線治療、皮ふ移植手術などを組み合わせて治療していますが、きれいに治る人もいますが、なかなか色素が再生しない場合もあり、難しい病気の1つです。

将来はiPS細胞が使われるかもしれませんが、現在のところ早めに治療を開始することが良いと思っています。
色が抜けて変だなと感じたら早めの受診をお願いします。

白崎医院へ戻る ブログTOPへ